【徹底解説】ANA(全日空)株主優待券(乗車券)でお得に移動!使い方や安くなる区間・購入方法まとめ
2026.07.07

飛行機を利用して遠方へお出かけする際、どうしても交通費が気になりますよね。特に、急な出張や帰省、お盆や年末年始といった混み合う時期の移動では、正規運賃(フレックス運賃)が数万円になってしまうことも珍しくありません。
そんな時に、交通費をグッと抑えてくれる強い味方となるのが「ANA(全日空)株主優待券」です!

「株主優待券って、ANAの株をたくさん持っている人じゃないと使えないんじゃ…?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。金券ショップで流通している株主優待券を手に入れれば、株主であるかどうかは関係なく、どなたでもこのお得な割引制度を利用することができるんです。

この記事では、ANA株主優待券の基本的な仕組みから、2026年に変わった最新のルール、愛知県の空の玄関口「中部国際空港(セントレア)」発着路線で実際にどれくらい安くなるのかのシミュレーション、そして名古屋市周辺での具体的な購入方法まで、初めての方でも安心して使いこなせるように徹底的に解説します!

1. ANA株主優待券とは?基本の仕組みとメリット・デメリット

ANA株主優待券(正式名称:株主優待番号ご案内書)とは、ANAホールディングスが株主向けに半年に一度発行している割引券のことです。券面にあるスクラッチ部分を削ると「株主優待番号」と「登録用パスワード」が出てくる仕組みになっていて、この2つのコードを航空券を買う時に入力するだけで、国内線の運賃が大幅に割引されます。

このチケットの最大の強みは、なんと言っても「国内線片道1区間が正規運賃(フレックス運賃)から約50%オフになる」ということです。では、実際にどのような場面で活躍するのか、メリットと気をつけたいデメリットを見ていきましょう。

直前予約や繁忙期にこそ大活躍!

飛行機を安く予約する方法として、「ANAスーパーバリュー」などの早割を思い浮かべる方は多いですよね。でも、早割は搭乗日が近づくにつれてどんどん高くなり、数日前や当日には高い正規運賃で買うしかなくなってしまいます。

そんな時、株主優待割引なら、飛行機に空席さえあれば「搭乗する当日」でも約50%の割引で乗れてしまうんです。しかも、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期であっても「使えない日(除外日)」が一切ありません。1年中いつでも割引価格で乗れるのは、本当に心強いですよね。

何度でも予約変更OK!キャンセル時のリスクも少ない

予定が変わりやすいビジネスでの出張や、小さなお子様連れで急な体調不良が心配な家族旅行において、「予約の変更ができるかどうか」はとても大切です。

早割のチケットは原則として予約の変更ができず、キャンセルすると高い手数料を取られてしまいます。一方、株主優待割引であれば、飛行機の出発時刻前なら何度でも、手数料無料で同じ区間の別の便に変更することができるんです。万が一キャンセルする場合でも、所定の手数料を払えば払い戻しができ、入力した株主優待番号とパスワードは有効期間内であれば「再利用」ができるため、チケットが無駄になってしまうリスクがとても低く作られています。

知っておきたいデメリット(損益分岐点に注意)

とても便利で柔軟な株主優待券ですが、気をつけておきたいポイントも2つあります。

1つ目は、「いつでも一番安いわけではない」という点です。旅行の日程が数ヶ月前から決まっている場合は、株主優待割引(運賃の半額+優待券を買う代金)よりも、早割で買ったほうがトータルの費用は安くなることが多いです。

2つ目は、もらえるマイルが少し減ってしまうこと。正規運賃なら100%貯まるマイルが、株主優待割引(普通席)だと75%の積算率になります。ただし、プレミアムクラスにアップグレードした際(プレミアム株主優待割引運賃)は125%の高い積算率になるので、ワンランク上の座席をお得に楽しみたいという方には大人気です。

2. 【2026年最新版】絶対に知っておくべきルール変更点と有効期間

ANAでは最近、システムの大規模なリニューアルが行われており、それに伴って株主優待券のルールにもいくつかの変更がありました。特に2025年から2026年にかけての変更点は、使う前に必ず知っておいていただきたい重要なポイントです。

うれしい変更!有効期間が「1年間」から「1年半」へ大幅延長

これまでANA株主優待券の有効期間は「発行から1年間」でした。しかし、2025年5月発行分(同年6月利用開始分)から、なんと有効期間が「1年半」に延長されたんです!

例えば、2025年5月中旬に発行された優待券は、2025年6月1日から「2026年11月30日まで」の1年半たっぷり使うことができます。これにより、「うっかり期限が切れてしまった…」という失敗が減り、金券ショップでもより手に入れやすくなりました。

要注意!株主優待番号の登録タイミングが厳しくなりました

実はお使いになる上で一番気をつけていただきたいのが、番号を登録するタイミングです。

2026年5月18日搭乗分までは、とりあえず航空券の予約・決済だけを済ませておいて、飛行機に乗る直前までに金券ショップで優待券を買って番号を入力すればOKでした。 しかし、2026年5月19日搭乗分からはルールが厳しくなり、「航空券の購入(決済)手続き時」に、必ず株主優待番号とパスワードの入力が必要になりました。航空券の支払い期限までに、必ず手元に株主優待券の番号を用意しておく必要があるので、早めの準備を心がけてくださいね。

さらにお得な新制度も登場

2026年の制度変更では、嬉しい割引制度も追加されました。これまでのフレックス運賃の50%割引に加えて、オプションを最小限に抑えた安い「シンプル」運賃に対しても、新たに5%の割引が使えるようになりました。また、Peach(ピーチ・アビエーション)の国際線全便で使える「4,000円割引」の優待も新設され、旅行の選択肢がさらに広がっています。

3. どれくらい安くなる?名古屋(中部)発着のお得な区間シミュレーション

では、株主優待券を使うと実際にどれくらい交通費が安くなるのでしょうか?愛知県の空の玄関口である中部国際空港(セントレア)を発着する人気路線を例に、シミュレーションしてみましょう!

株主優待券を使う時は、「半額になった航空券代」+「金券ショップ等で優待券を買う代金」の合計が、実際にかかるトータルの費用になります。今回は、金券ショップでの現実的な相場として「優待券1枚あたり1,200円」で計算しています。

路線
(名古屋/中部発着)
正規運賃(ANA FLEX)の目安 株主優待割引運賃の目安 優待券の購入代金 トータルコストの目安 推定節約額(片道)
新千歳(札幌) 約41,900円~47,500円 約20,950円~23,750円 1,200円 約22,150円~ 約19,750円お得
那覇(沖縄) 約45,000円~48,000円 約22,500円~24,000円 1,200円 約23,700円~ 約21,300円お得
石垣島 約38,000円~50,000円 約19,000円~25,000円 1,200円 約20,200円~ 約17,800円お得

※運賃は乗る時期(通常期・繁忙期など)によって変動するため、上記はあくまで目安です。

北海道や沖縄など、遠くへ行くほど圧倒的にお得!

表を見ていただくと分かるように、名古屋から札幌や那覇、石垣島などの長距離路線では、正規運賃が4万円を超えるのが普通です。もし急に予定が決まって早割が使えない時でも、株主優待券を使えば片道だけで約2万円も節約できちゃいます!往復ならなんと4万円近い節約に。浮いたお金で、旅行先のホテルをランクアップしたり、美味しいものを食べたりできますね。

損益分岐点には気をつけて!近距離路線の場合

一方で、名古屋から福岡などの比較的近い路線に乗る場合は少し注意が必要です。近距離路線は新幹線との競争があるため、もともとの正規料金や早割がかなり安く設定されていることがあります。

元々の料金が2万円以下の路線だと、優待券で半額にしても、優待券を買う代金(1,200円)を足すと「早割で買ったほうが安かった…」という逆転現象(損益分岐点割れ)が起こることもあります。

「数ヶ月前から予定が決まっているなら早割、直前の予約や、台風などで予定が変わるかもしれない時は株主優待券」というように、状況に合わせて使い分けるのが一番賢いテクニックです!

4. 初心者でも安心!ANA株主優待券の具体的な使い方・乗り方

「なんだか手続きが難しそう…」と感じる方のために、スマホやパソコンから簡単に予約できる手順をご説明しますね。2026年5月19日以降の新しいルールに沿った手順です。

  1. 便を検索して選ぶ
    ANAの公式サイトやアプリを開き、希望の日時や目的地を入れて空席を調べます。この時、運賃タイプの選択欄(運賃オプション)から忘れずに「株主優待割引」を選んで検索し、出てきた便を選びます。
  2. 搭乗する人の情報を入力
    お名前や年齢、マイレージクラブ番号などを入力します。もし3歳~11歳のお子様が乗る場合でも、大人の半額からさらに割引される「小児株主優待割引運賃」が自動的に適用されるので、ご家族の旅行でも大活躍します!
  3. 支払いと番号の登録(ここが重要です!)
    クレジットカードなどで支払いをする画面に、「株主優待番号」と「登録用パスワード」を入力する欄が出てきます。手元にある優待券の銀色のスクラッチ部分をコインで軽く削り、出てきたコードを間違えないように入力して決済を完了させます。
  4. オンラインチェックインをしてそのまま搭乗!
    決済と番号登録が終われば、出発の24時間前からオンラインチェックインができます。当日は空港のカウンターに並ぶ必要はありません。スマホに表示された搭乗券(QRコードなど)をタッチするだけで、スムーズに保安検査場を通過できます。

※注意点:もし有効期限が違う2枚の優待券を使いたい場合は、システム上1回の予約で混ぜて使うことができません。片道ずつ予約を分けるか、乗る人ごとに予約を分けるようにしてくださいね。

5. 迷ったらここをチェック!よくある質問(Q&A)

最後に、株主優待券を使う際によく寄せられる疑問をまとめました。

疑問点 回答と解説
子ども(3歳~11歳)の予約にも使えるの? はい、使えます!ANAには「小児株主優待割引運賃」があり、大人の半額からさらに割引された価格(小児運賃の半額相当)で乗れるため、家族旅行でも大助かりです。この場合も、子ども1人につき優待券を1枚使います。
もしキャンセルしたら、優待券は無駄になっちゃう? いいえ、無駄にはなりません!航空券をキャンセルして払い戻しをした場合、取消手数料はかかりますが、入力した優待番号とパスワードは「また使える状態(再利用可能)」に戻ります。優待券の期限内なら、別の日程や別の人の予約に使えるので、搭乗が終わるまではしっかり番号を保管しておいてくださいね。
国際線やPeach(ピーチ)にも使えるの? 従来の50%割引は「ANAの国内線」だけが対象です。ただ、2026年からは新しい特典として「Peachブランド国際線」で使える4,000円割引の優待ができました!こちらはANA国内線の番号とは別の特典になります。
自分以外の名前で予約しても大丈夫? 全く問題ありません!株主優待券には「誰が使えるか」という制限がないので、ご家族やお友達、金券ショップで買った一般の方など、どなたのお名前で予約しても大丈夫ですよ。

まとめ

ANA株主優待券は、使い方を少し知っているだけで、交通費をグッと抑えてくれる魔法のようなチケットです。特に、名古屋から北海道や沖縄、石垣島など遠くへ行く時や、急な出張、そして早割が使いにくいお盆や年末年始の帰省では、その実力を存分に発揮してくれます!

2026年からは「購入時の番号登録」が必須になるなどのルール変更もありましたが、有効期間が1年半に延びたことで、より自分のペースで使いやすくなりました。

次回の旅行や出張の際には金券ショップを利用して、お得で快適な空の旅を楽しんでくださいね!



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